
楽天にドラフト4位指名された学法石川・大栄利哉捕手(18)が15日、福島県内で入団交渉を行い、契約金3500万円、年俸550万円(金額はいずれも推定)で契約合意した。
幼少時からの楽天ファンで、現トヨタ自動車の兄・陽斗投手が13年の日本シリーズ・楽天対巨人で始球式を務めた際はグラウンドにも立った。楽天ジュニアでプレーした陽斗のユニホーム姿を「うらやましいなと思っていた」。会見後、初めてユニホームを羽織り、「ずっと憧れていたユニホームなので本当にうれしい。このユニホームに見合うような活躍をしっかりやっていきたい」と気を引き締めた。
大栄は2年春のセンバツに出場も、けがで出場は代打の1打席のみに終わった。2年秋から主将を務め、3年夏は福島大会4強。9月のU18W杯高校日本代表に選ばれ、準優勝に貢献した。現在も1、2年生とともに練習をこなしながら、自主練習では1日最低500スイングと振り込みを意識。「もっと強度を上げて、(来年1月の)新人合同自主トレでしっかりと動けるように準備していきたい」と話した。
関連ニュース
・【楽天】ドラフト1位の花園大・藤原聡大、契約金を母校に寄付? 契約金1億円で基本合意
・【楽天】ドラフト4位の学法石川・大栄利哉に指名あいさつ 捕手だけど憧れは宗山塁
・【楽天】ドラ2は仙台育英出身の早大・伊藤樹 小学時代は楽天ジュニアでプレー「ユニホームをまた着れる」
・【楽天】育成2位の日本海L石川・大坪梓恩と基本合意 「持ち味は長打」とパワーを武器に支配下目指す
・【楽天】ドラフト5位のれいめい・伊藤大晟と基本合意 「勝利に貢献できる投手を目指す」