
オリックス・曽谷龍平投手が31日、「日の丸仕様」の調整を行った。11月の侍ジャパン強化試合・韓国戦(東京D)のメンバーに選ばれた3年目左腕は、大阪・舞洲でWBC球では初のブルペン投球。「慣れていくしかない」と、ともに選出された捕手・若月を座らせ、丁寧に投げ込んだ。
一般的にNPB球よりも滑りやすいとされる球について、その感触を入念に確認。「変化球がなかなか、ボールがツルツルしているので、抜ける球があった。横の変化(量)が数値的には(少)なかった」としつつ、練習の中で徐々に適応していくことを理想に掲げた。今回の強化試合では、ピッチクロックやピッチコムなどといった「海外ルール」が導入。「国際大会にあること。日本ではなかなかできないこと、いい経験だと思ってやっていきたい」と前向きに捉えた。
今季、自己最多の8勝を挙げた左腕は「これだけ長く、年末まで(野球が)できるのもないこと。しっかりそこは楽しんでではないけど、別の感覚を持ってやっていきたい」と決意。異国の強打者との真っ向勝負を心待ちにした。(南部 俊太)
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