
◆SMBC日本シリーズ2025第3戦 阪神―ソフトバンク(28日・甲子園)
1勝1敗で迎えた日本シリーズ第3戦を前に、ソフトバンク・小久保裕紀監督もドジャースとブルージェイズによるワールドシリーズ第3戦に興味津々だった。
甲子園に到着したのは延長15回に、大谷が申告敬遠をされた頃。移動中はタブレットで観戦し、甲子園でも短い時間だがテレビ観戦していたようで報道陣へは「どうなった?」が第一声。延長18回にフリーマンがサヨナラソロで決着をつけたことを知ると「えっ、そうなんや。フリーマンが3回か4回サヨナラのチャンスあったもんね」とうなずいた。
2日前に105球完投した山本が18回途中からブルペンで投球練習して救援登板に備えたことには「そこまでは見ていた。ブルージェイズはあしたの先発も作っていたもんね。すごいよね」と感心。メジャーに負けないように、と問われると「はい。それは当然の思いでやりますけれど」とこれからの戦いを前に、気を引き締めた。
ドジャース・ブルージェイズ戦は延長18回、6時間39分の歴史的な激闘の末、ドジャース・フリーマンのサヨナラ本塁打で勝利。「1番・DH」で出場した大谷は4打数4安打5四球で1試合9出塁。佐々木は好救援で、2日前に105球完投した山本も、18回途中からブルペンで投球練習して救援登板に備えるなど、まさに総力戦となった。
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