
オリックスは14日、本田圭佑投手に来年度の選手契約を結ばないことを通告したと発表した。現役ドラフトで昨年オフ、西武から加入した救援右腕。「初めての移籍ということで、ほとんどが新しい経験。本当に貴重な経験をさせてもらった1年だったかな、と思います」と感謝を述べた。
プロ10年目の今季は開幕1軍入りを逃すと、9試合で防御率6・39。7月26日のソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)で1回7失点と打ち込まれると、翌27日に出場選手登録を抹消され、その後は再昇格を果たせずに終わった。
それでも、6月29日の楽天戦(京セラドーム大阪)では、1回2/3で早期降板となった先発・東の後を受けて2回1/3を無失点。火消しや複数イニングをこなせるマルチさを、オリックスでも発揮した。
22年にはキャリアハイの45試合に登板し、4勝2敗20ホールド、防御率1・97の好成績で球宴にも出場した。通算成績は147試合で12勝21敗32ホールド、防御率3・93。今後については「まだ何も決断したことはないので、なんとも言えないです」と、未定であることを強調した。
球団はこの日、井口和朋投手、福田周平外野手にも同様の通告をしたと発表した。
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