
◆パ・リーグ 日本ハム4―3ソフトバンク(22日・エスコンフィールド)
ソフトバンク・小久保監督は淡々としていた。「首位攻防(3連戦)にふさわしい初戦でした」。勝てば優勝マジック「27」が初点灯していたが、23日以降に持ち越し。「アウトローの直球を右翼スタンドに運ぶんですから。相手を褒めるべきでしょう」と万波の決勝弾にも潔く脱帽した。
結果的に痛かったのは3回。2点リードの2死から水野に一塁内野安打された。守備力に不安のある先発・松本晴のベースカバーがやや緩く、傷口を広げて3失点した。小久保監督は「ちょっとでも早く(一塁を)踏もうという意識があったのか。ミスじゃないと思うけどね」とフォロー。今季6勝と成長著しい左腕は「自分のミスがきっかけで逆転されてしまい、チームに申し訳ない」と反省した。
連勝は3で止まり、2位の日本ハムが2・5ゲーム差に接近。2、3戦目に投入する有原、モイネロの二枚看板で立て直せば、何の問題もない。(長田 亨)
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