
西武は10日、育成の仲三河優太外野手(22)と支配下契約を結んだと発表した。背番号は「55」に変更となる。
仲三河は大阪桐蔭から20年ドラフト7位で入団。24年から育成契約となり、今季はファームで45試合に出場し、9本塁打37打点、打率3割2分7厘の成績を残していた。5月29日・オイシックス戦では球団の育成選手では初となるサイクルヒットも達成。広池浩司球団本部長は「早くからチーム内屈指の飛距離を誇り、ここ最近は育成選手として地道に努力を重ねて着実に打撃をレベルアップさせてきました。その結果、今季は二軍で抜群の数字を収めるところまで成長してくれました。持ち前の強打で一軍の得点力向上への起爆剤になるとともに、将来の主力を目指してさらなる成長を期待しています」と飛躍を願った。
仲三河は「今日から始まるぞ!という気持ちです。実力が足りないと感じていたので、育成だった期間も自分のやるべきことに集中して、ネガティブな気持ちになることはありませんでした。ファームでは練習時間も多くとれるので、バッティングの技術を向上させる自信はありましたし、それが一番のモチベーションでした。再び支配下として結果に繋がったことはうれしいです。どんなスタイルでも長打を打てる選手が目立つと思いますし、ファームで出来ていたことを良い経験として、一軍でもがんばりたいです。打席に立ったときにはスタンドをめがけてスイングしたいと思います」とコメントした。
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