
◆日本生命セ・パ交流戦 2025 阪神1―3ソフトバンク(22日・甲子園)
6年ぶり9度目の交流戦優勝を決めたソフトバンクが、最終戦を勝利で飾った。勝つか引き分けで自力での頂点が決まっていた試合。6回途中で日本ハムが敗れて先に決定していたが、最終成績を12勝5敗1分けの勝率7割6厘とした。
4回2死から連続の敵失で二、三塁として、ダウンズが左前へ先制の2点打。これが決勝打になった。先発の松本晴が5回2安打1失点(自責0)の好投。6回に登板した津森が中野への頭部死球で危険球退場となったが、緊急登板の大山が森下と佐藤輝を打ち取った。7回は松本裕が無死一、三塁の大ピンチを迎えたものの、阪神のセーフティーズクイズ失敗もあって無失点。直後の8回2死二塁で中村が左中間への適時三塁打を放って2点差に広げると、8回は藤井、9回は杉山がリードを守った。
先発の松本晴は77球での交代。開幕時はクローザーを務めたオスナが不振で登録を抹消されているなか、早めの継投に入った。野手も交流戦期間中に近藤、今宮が故障。不振の山川が2軍調整となったが、投打とも層の厚さを見せた。
関連ニュース
・【試合詳細】阪神―ソフトバンク
・【ソフトバンク】6年ぶり9度目の交流戦優勝 先に日本ハムが敗れて決定
・【ソフトバンク】津森宥紀が危険球退場 阪神・中野拓夢の頭部へ
・【ソフトバンク】交流戦最多更新9度目Vお預け M1のままも小久保監督「目標はレギュラーシーズン優勝」
・福本豊氏、交流戦でも継続した阪神の機動力を評価「中野が調子を上げて相手に与えるプレッシャーが増した」