
オリックスのドラフト1位・麦谷祐介外野手(富士大)の開幕1軍入りが26日、確実となった。小、中学校時代は楽天の下部組織に所属し、28日の楽天戦(京セラドーム大阪)がプロとしての第一歩。「小さい頃にスタンドで見た選手と戦えるのは本当に光栄。そういう気持ちを常に忘れず、どん欲にやりたい」と“古巣”相手に躍動することを誓った。
2月9日の宮崎キャンプ初実戦では、チームメート・椋木の直球に歯が立たず。「来るところを間違えた。正直、自信もなくなりました…」と、思わず本音をこぼした。それでも、1か月後の3月11日・中日戦(バンテリンドーム)では、同学年の23年WBC日本代表右腕・高橋宏から2本の二塁打をマーク。打席を重ねる中で確かな適応力を見せ、オープン戦の打率2割6分1厘で1軍への切符をつかんだ。
麦谷は「まずはチームの勝利に貢献するのが一番。個人としてはやっぱり早くヒットを打ちたいし、色々な『初もの』を早めにやりたい」と意欲。チームでは23年の茶野以来となる、開幕戦での新人初安打を視野に、勇猛果敢に攻め立てる。
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