
◆オープン戦 西武2―0DeNA(21日・ベルーナドーム)
2年連続で開幕投手を務める西武・今井が、オープン戦最後のマウンドで3回を9人でピシャリ。走者どころか外野への打球すら許さない完璧な内容で大役への準備を整えた。
今季から取り組む力感を抑えた新フォームから、最速157キロの真っすぐと140キロ前後のスライダー、フォークで4つの三振を奪うなど、昨季日本一のベイ打線を圧倒。開幕へ向けて投球数を増やす先発投手もいる中で、前回(64球)の半分にすぎない32球で後続にバトンタッチも、「(球数は)関係ないかなと。9イニング連続で投げるわけじゃないから」と余裕をのぞかせた。
屈辱的最下位からの巻き返しを図るシーズンへ「どういうパフォーマンスができるか自分でも楽しみ」と意気込む右腕に、西口監督も「自覚が伝わってくるね」と満足そう。後続の投手もゼロを重ね、4試合連続完封でオープン戦勝ち越しも決定。指揮官は「残り2試合も勝つつもりでやる」と言い切った。(星野 和明)
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