
オリックス・山下舜平大投手(22)が6日、「G倒」での開幕ローテ滑り込みを誓った。7日の巨人とのオープン戦(京セラD)に先発予定の右腕は、大阪・舞洲で調整。「オープン戦の意識はなく、公式戦のような感じで。気合を入れて頑張る」と“本気モード”で挑む決意を示した。
昨年10月に腰椎分離症が再発した影響を受け、2月の宮崎キャンプはB組(2軍相当)でスタート。それでも期間中は、ソフトバンク2軍、社会人のセガサミー、韓国ロッテを相手に3試合で計7回無失点、13奪三振と復調を印象づけた。
今季初となるNPB1軍チームとの対戦に向けても「やることは一緒。真っすぐで押していければ」とこれまで通りのスタイルを宣言。今季最長となる5イニングの登板が見込まれる中、「80球を投げるなら80球、全部同じバランスで投げられるのがベスト。でも、やっぱりズレたりするので、そういうところの修正を」とテーマを設定した。
開幕投手の宮城のほか九里、曽谷、エスピノーザらが有力視される開幕ローテ。「(点を)取られないように頑張りたい」と零封を目指す山下が、巨人斬りで殴り込む。(南部 俊太)
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