ロッテのドラ6・立松由宇、ノムさん“孫弟子”だった!内野手登録も捕手で1軍キャンプ挑戦「けがなく最後まで残れれば」
スポーツ報知
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2025.1.29(水) 06:10
ロッテのドラフト6位・立松由宇(ゆう)内野手(25)=日本生命=が28日、野村克也氏の“孫弟子”としての誇りを胸に、捕手として臨む1軍キャンプに向けて意欲を示した。
新人合同自主トレ最終日。左手にはめていたのは捕手用のミットだった。内野手登録だが、ドラフト直後の球団サイトでは捕手・内野手と併記。日本生命2年目までは正捕手を務めていたこともあり、22日に捕手として1軍キャンプスタートが決定。直近は主に一塁を守り、本格的な捕手練習は3年ぶりとあり「体の感覚はまだ思い出していない。キャンプで一生懸命やりたい」と初々しかった。
捕手脳には自信がある。立正大時代の監督、坂田精二郎氏は野村氏が社会人野球・シダックス監督時の正捕手。立松は大学1年時からベンチで坂田氏の隣に座り、まさにノムさんのつぶやきのような金言をひたすらメモして、孫弟子として教えを学んだ。座右の書はもちろん「野村ノート」。キャンプにも持参予定だが、内容は「頭に入っています」と胸を張る。
昨年のドラフト指名直後に76キロだった体重は、筋トレの成果で85キロに。パワーがつき、送球時の指先の球のかかりが良くなった。佐藤、田村らライバルは多いが「けがなく最後まで1軍キャンプに残れれば」と謙虚なノムさんの孫弟子が、新風を吹き込む。(阿見 俊輔)
◆立松 由宇(たてまつ・ゆう)1999年2月5日、千葉・松戸市生まれ。25歳。茨城・藤代では甲子園出場は果たせず、立正大、日本生命を経て、2024年ドラフト6位でロッテに入団。177センチ、82キロ。右投左打。契約金4000万円、年俸1000万円(推定)。
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