
ソフトバンクの小久保裕紀監督が17日、今年初めて福岡・筑後市のファーム施設を視察。ルーキーにゲキを飛ばした。
午前中に自主トレする周東佑京内野手、松本裕樹投手らリハビリ組をチェック。午後からはドラフト1位の村上泰斗投手=神戸弘陵=ら新人18人と、プロ1年目となる台湾出身の育成新外国人・張峻瑋(チャン・ジュンウェイ)投手=穀保家事商業職業学校=に熱視線を送った。ルーキー19人には「反復練習をできない人はこの世界で一番になれません」などと訓示を述べた。
野手で高く評価したのはドラフト2位の庄子雄大内野手=神奈川大=だ。「神奈川大学リーグで(通算116の)最多安打記録を持っているだけのバットコントロールの柔らかさを感じました」と、スイングを見つめてうなずいた。
庄子自身も「最初のアピールというところで、いいスタートが切れたと思います。そういった(高い)評価をしていただいているのはうれしい」と素直に喜んだ。一方で「大学の記録は記録。プロでは何も実績を残していない。過信せず、まずはキャンプでA組(1軍相当)入りを目指したい」と言い切った。
即戦力遊撃手とされる庄子は果たしてどの組に配属されるのか。キャンプの振り分け決定は26日の「プレーボールミーティング」。吉報を聞きたいところだ。
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