【ロッテ】小島和哉、2年連続の“和田塾”参加に充実感「朝から晩まで一緒の生活」
スポーツ報知
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2025.1.14(火) 16:40
ロッテの小島和哉投手が14日、長崎市内で元ソフトバンク・和田らと行う自主トレを公開した。昨季限りで現役を引退した早大の先輩左腕の元で昨年に続き、汗を流し、「トレーニングの部分では、(和田さんは)それこそ引退されていても、僕らのために朝から晩まで一緒の生活をしてもらっているのはありがたい。朝から晩までいろいろと気になったことは聞いてますし、細かく教えてもらっているので充実しているかなと思います」と、充実感をにじませた。
この日は体幹トレーニング、ランニング、恒例の坂道ダッシュなどで汗をかいた。傾斜のあるマウンドからも立ち投げで12球を投じた。「去年よりも練習量は増えています。(これまでは)和田さんの『40代メニュー』だったらしいので(笑)。体幹やムーブメントやトレーニングの動きやウエイトもそうですし、ランニングも量が増えている」と、目を細めた。
来季は、3年連続の開幕投手の大役も期待される。実現すれば、球団では15~18年の涌井秀章以来。「こだわりはないですけど、どこで投げても先発にとっては開幕戦なので、任されたところで結果を残すことしか考えてないです」と言い切った。
目指すはチームのリーグ制覇、そして日本一だ。昨季3位に沈んだチームは、首位ソフトバンクとは18・5ゲーム差。小島も昨季はソフトバンクにだけ唯一未勝利で2戦2敗で防御率12・54と苦しめられただけに「1選手として、ホークスに勝ててない。ホークスに勝つことだけを考えて練習しているので、どこで投げるかは分からないですけど、日本一を目指すに当たって、しっかり倒さないといけないと思う。僕個人として抑えられてないので、そういう悔しさは感じた」と話した。
和田塾への参加は、2年連続3度目となる。早大の先輩左腕は昨季限りで引退しただけに、「自主トレも和田さんが今年に関しては、一緒に付き添ってやってもらっていますが、来年からは引き継ぐ形なら僕や大竹さんになる。そういう部分でも見本になるような、姿勢とか態度だったりとか、自覚してやらないといけない」と決意。今季の開幕カード(3月28~30日)は、ソフトバンクでのビジター3連戦。和田に“恩返し”の快投を狙う左腕は「(自分も)安泰な立場ではない。ケガしないことが目標ですけど、その中で勝ちを計算されるような投手にならないといけない」と、うなずいた。
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