ソフトバンクから国内ＦＡ権を行使してロッテに移籍した石川柊太投手（３３）が２日、新天地でスタートする２５年の抱負を語った。色紙に「勇気」としたため、「腹をくくる勇気を持つことが前提にあって、それを実行に移す勇気が大事。勇気を持っていないと何をするにも始まらない。今回、新しいチームで野球をする決断をしたのでいろいろな勇気をもって頑張りたい」と、決意を込めた。

　２０年の最多勝＆最高勝率の新戦力右腕は、３度のリーグ制覇を経験した優勝請負人だ。チームは１９７４年以降、勝率１位でのリーグ優勝から遠ざかっているだけに、「自分の中ではリーグ優勝、日本一というのは当たり前の目標だと思っていて、それに１年間しっかりと投げて貢献したい。ファンの人たちと喜び合える戦い、日々を１年を通してしていきたい」と、熱闘を誓った。（竹内　夏紀）

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