メイ的MVPは「博志」どんな場面でも頑張ってくれた オリックス応援コラム

スポーツ報知

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2024.12.20(金) 11:40

苦い記憶は忘れ去り、25年のオリックスに期待を寄せるメイ・イズモト

 オリックス大好きタレントで、自称「勝手にオリックス応援団長」のメイ・イズモト(52)が、2024年のオリックスを“勝手に”総括した。3月からスポーツ報知の金曜プレミアムに寄せている応援コラム「オリに一生懸メイ」の第10回は、年忘れバージョン。昨年までの3連覇から5位に沈んだことも忘れて!? 止まらぬバファローズ愛をつづった。

 スポーツ報知とオリックスを愛するすべてのみなさま、2024年も本当にお世話になりました。私が寄稿させていただいている「オリに一生懸メイ」も、今年最後となりました。うれしかったこと、悔しかったこと、いろんなことがありましたが、気分一新が何よりです。前向きに今シーズンを振り返りましょう!

 記憶に新しいのが宮城投手の涙です。降雨コールドで規定投球回にあと一歩届かず、最優秀防御率のタイトルも逃すことになった仙台での最終戦ですね。宮城投手の投球、野手のみなさんの集中力。テレビで応援をしていても、一体感が伝わってきました。誰も責められません。悪いのは雨です!。私の経験上、コントロールできないことに一喜一憂しても、何もいいことは起こりませんから。

 どんどん、ポジティブ思考でいきましょう。曽谷投手、ルーキーの古田島投手、太田選手、ベテランの山田投手、移籍組では吉田輝星投手…。故障者が多く出た中で、たくさんの選手が支えてくれました。個人的にMVPを贈りたいのが、鈴木博志投手。どんな場面でも頑張ってくれました。来季から登録名「博志」に変わるそうで、機会があれば博志画伯、私の似顔絵も描いてください!(笑い)。

 人間は忘れる生き物、とよく言われます。本当にその通りだと思います。今年の順位は5位でしたが、心に残るのは楽しい思い出ばかりです。1995、96年の優勝、日本一。そして昨年までのリーグ3連覇、日本一。負けの記憶を消すのは、やはり勝ちです。名将・中嶋監督からバトンを受けた岸田監督。期待とワクワク感しかありません。2025年も、私の生活はバファローズを中心に回っていきます。

(メイ・イズモト)

 ◆メイ・イズモト(めい・いずもと)1972年5月31日、大阪・堺市生まれ。52歳。松竹芸能所属。主に関西ローカルのテレビやラジオのパーソナリティーとして活躍中で、俳優としてもドラマや映画に出演。熱狂的なオリックスファンで、自身が出演する「ふらんくくらぶA」(J:COM関西)では、オリックスに関連した企画を数多く取り上げている。芸名「メイ」は5月生まれから。ウエスタン・リーグでは3度、本拠地の杉本商事BSで始球式に登板した。

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