【オリックス】FA移籍の九里亜蓮のためにひと肌脱ぐ元広島同僚「できる限りサポートができれば」

スポーツ報知

  • ニュース

2024.12.20(金) 05:00

トークショーの壇上であいさつする(左から)巨人・内海投手コーチ、オリックスの山田、西川、山崎

 オリックス・西川龍馬外野手(30)が19日、広島からFAで加入する九里の「助太刀」を買って出た。1年前に同じ広島からFA移籍を経験。「最初は戸惑うこともあると思うけど、できる限りサポートができればと思っています」と、ひと肌脱ぐ構えだ。

 新天地での初年度は打率2割5分8厘、7本塁打、46打点。セ、パの野球、移動面の違いも実感した。「いい人ですし、マウンドで人一倍、熱い。パ・リーグにはなかなかいないタイプの投手」と、3学年上の右腕を表現。バットで援護するだけではなく「亜蓮さん(九里)なりにやってくれれば」と、太いパイプ役にもなるつもりだ。

 この日は敦賀気比OBとして、巨人・内海投手コーチらと福井・敦賀市内でトークショー。「こういう年はあったらダメ。もっと自分に厳しくしないといけない」と巻き返しを誓った。(長田 亨)

 〇…オリックス・山田が西川、山崎と「敦賀気比トリオ」でのお立ち台共演を目標とした。プロ15年目で初めて50登板をクリアしたが、意外にもヒーローと無縁だった左腕。「3人で立ちたいし、全員が活躍して優勝したいですね」と思い描いた。この日のトークショーに参加した巨人・内海投手コーチは憧れの先輩。「内海さんぐらいもっと有名になれるように。謙虚さとかを見習って頑張りたい」と、息の長い投手になるつもりだ。

関連ニュース

【オリックス】曽谷龍平が斑鳩町役場を表敬訪問「来季は用意ドンからいいスタートを」
【オリックス】22歳遊撃手が全試合フルイニング出場に挑戦 「やってみたい」 来季目標を上書き 
【オリックス】山下舜平大の年末年始は超ストイック 帰省は「一瞬」 球団施設には手作り弁当持参で栄養管理
「何なんだ、このおじさんは?と思いましたけど…」プロ1年生18歳のオリックス・宮城大弥を奮い立たせた言葉
オリックスが貯金47減と低迷した要因を探る 2リーグ制以降では球団初の屈辱も

記事提供:

スポーツ報知