西武・西口文也監督（５２）が取材に応じ、１４日に獲得が発表された元オリックスのレアンドロ・セデーニョ内野手（２６）に主軸としての活躍を期待した。

　待望の長距離砲獲得に自然と声のトーンが上がった。「パンチ力はあると思う。そこは今のチームにとって魅力的」。

　のどから手が出るほど欲しい存在だった。今季、西武は、リーグ最下位のチーム打率２割１分２厘、２ケタ本塁打者０人と長打力不足が目立ち、球団ワーストの９１敗を喫した。

　セデーニョは来日２年目の今季、オリックスで９８試合に出場し１５本塁打、打率２割６分の成績を残している。

　現時点では「一塁かＤＨになる」構想で、指揮官も「４番とは決めてないけど、日本で経験しているのは大きいと思うので、来年もどれぐらい打ってくれるか楽しみ」と大きな期待を寄せる。

　最下位からの巻き返しへ、頼もしい助っ人が加わった。

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