【ソフトバンク】海野隆司、甲斐拓也の去就気になるが「本気でレギュラー取る」倍増更改も「悔しい1年」

スポーツ報知

  • ニュース

2024.12.13(金) 14:21

倍増以上となる2600万円で契約更改した海野隆司

 ソフトバンクの海野隆司捕手が13日、みずほペイペイ内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季の1200万円から倍増以上(117%増)となる2600万円でサインした。会見で笑顔はなく「成績が全然よくない。悔しい1年でした」とダウン更改した選手のような表情で振り返った。

 小久保監督の方針で主に捕手2人制を敷いた今季。海野は甲斐に次ぐ“第2捕手”としてキャリアハイの51試合に出場した。全ての試合でマスクをかぶり、うち38試合はスタメンで、主に大関、大津とバッテリーを組んだ。だが38試合の勝敗は19勝19敗。有原やモイネロらと組んだ甲斐と比べて“ハンデ”はあるが、チームに貯金をもたらすことができず「(球団に)優勝に貢献してくれたと言ってもらえたが、自分では貢献できたとか(の思いが)全くなかった。悔しい部分の方が強かった」と反省した。

 来季の目標は正捕手取りだ。「本気でレギュラーを取りにいきたい。100試合くらい出たい」ときっぱり。国内FA権を行使した甲斐の去就は「もちろん(気になる思いは)ありますけど」としながらも「これだけやってダメなだったらしょうがない、と思うくらい本気で取り組みたい」。ハワイへの優勝旅行にも不参加。1月には今宮の合同自主トレに参加し、専らバットを磨くつもり。猛練習でまずは打率1割7分3厘に終わった打撃力向上を目指す。

関連ニュース

【ソフトバンク】「メキシコから来ました上茶谷です」現役ドラフトで加入の右腕が先発陣の一角担う
小久保監督が美酒でビシュビシュ…スポーツ報知・渡辺カメラマンが関西スポーツ紙写真部長会賞の最優秀賞に
【ソフトバンク】現ドラ“最高評価”上茶谷大河を獲得できた理由「手前みそになりますが」三笠杉彦GM
【ソフトバンク】現ドラ移籍の上茶谷大河が記した「今年の漢字」…鷹との縁を表す(?)大アクシデント
【ソフトバンク】現ドラ加入の上茶谷大河、ものまねレパートリーは「全選手」逆に難しい栗原陵矢もいける?

記事提供:

スポーツ報知