【ソフトバンク】杉山一樹がハワイV旅行に行かなかった理由「強迫症なんで」休息よりも右足裏の機能回復
スポーツ報知
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2024.12.11(水) 14:44
僕は強迫症―。ソフトバンクナインの多くがハワイへの優勝旅行へと出発した翌日の11日、みずほペイペイを複数の選手が訪れた。杉山一樹投手もその一人だ。
今季はチーム最多タイでキャリアハイの50試合に登板。4勝14ホールドで防御率1・61の安定した数字を残し、9月16日のオリックス戦(京セラD)ではプロ初セーブもマークした。常夏の島でつかの間の休息を楽しんでもいいはずだが…。
「僕の場合、来年もう一回、挑戦者の立場。のんびりしたくはないです」
昨季は右足首のじん帯部分断裂などでプロ入り後初めて1軍登板がなかった。しかし今季はシーズン終盤から勝ちパターンの一角も務めるなどV字回復した。
「(好成績は)今年1年だけ。来年もう一回同じような成績を残せるかどうか分からない。僕はそこを目指してやりたいので、残って練習したほうがいいのかなと。挑戦者って言い方が合ってるか分かんないですが、(シーズン通して)勝ちパ(勝ちパターン)だったわけでもなく、立場が決まっていない状態。そこをつかみに行くのが一番です」
シーズン終了後も6勤1休ペースで欠かさずトレーニング。寂しそうにはにかみながら、福岡に残った真意を口にした。
「強迫症なんで。やらないと怖い」
前述のけがなど、アマチュア時代から度重なる右足首負傷の影響で、右足裏の感覚がない。
「僕、捻挫しまくってるんで(右)足裏の感覚がないんです。“右足裏の機能不全”です。でも感覚を出したい。その感覚を出すためのトレーニングをしています。シーズン中は細かいトレーニングできないんで。(神経系の発達を促す?)そんな感じです。S&C(ストレングス&コンディショニング)のトレーナーさんのメニューでチューブを使ったり、はだしで何かしたり。(右投手は)結局、最初に右足一本で立つので、僕の場合、そこがズレたらおしまい」
のんびりするのは現役を引退してからでいい。「やらないと怖い」気持ちを持ち続けて、自分のポジションを確固たるものとする。
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