オリックスは３０日、古田島成龍投手が背番号を「９７」から「３５」に変更することを発表した。

　日本通運からドラフト６位で入団した今季は１年目で大活躍。５０試合に登板し、２勝１敗、２４ホールド、防御率０・７９と抜群の成績を残した。今季限りで現役を引退した比嘉幹貴氏が背負っていた番号を受け継ぐ形。大阪・舞洲の球団施設で秋季練習に参加している古田島は、在籍１５年で通算４１８試合に登板した大先輩からの継承に「すごく光栄。比嘉さんのように長く現役を続けられ、社会人卒の先輩でもある。率直にうれしく思います」と感激した。

　一方で、球団から提案があった当初は「正直、即答はしなくて。自分の中で考え、いろんな人、比嘉さんにも相談しました。いい流れできているときに変えるのもちょっと」と迷ったという。「正直、比嘉さんの番号でなければ変える気はなかったです」と明かした。

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