【ソフトバンク】守護神&8回の男が日本シリーズ“7連投”も 倉野コーチ「いってもらうつもりではいます」

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2024.10.24(木) 05:00

ヘルナンデス(左)とオスナ

 ソフトバンクのロベルト・オスナ投手(29)とダーウィンゾン・ヘルナンデス投手(27)が日本シリーズで“7連投”するプランが23日、浮上した。一部投手が調整したみずほペイペイで、倉野信次投手コーチ(50)が「(全7試合)いってもらうつもりではいます」と断言。守護神と8回の男をフル回転させる方程式でDeNA打線を封じ込める。

 日本ハムに3連勝したCS最終ステージで、ともに3連投した。今季、オスナは3連投を1度も経験せず、ヘルナンデスも5月に1度あっただけ。それでも同コーチは「最後の体力、気力を振り絞ってもらう」と短期決戦ならではの起用法で、勝利をたぐり寄せる考えだ。

 過去に7試合シリーズ7登板の例はなく、1956年の西鉄・稲尾、2016年の広島・今村とジャクソンが6試合6登板したのが“皆勤賞”の最多記録。59年の南海・杉浦は4試合4登板で4勝しているが、時代が違いすぎる。そもそも勝ちパターンの投手が7試合投げ続けるケース自体考えにくいが、同コーチは「なくはないですよね。例えば(8回以降に)逆転されて負けてっていうパターン(が続くよう)だと、7試合全部投げる可能性はある」と大まじめ。4年ぶりの日本一は、両助っ人の体力と気力頼みだ!?(田中 昌宏)

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