【日本ハム】“北のジョニー”が現役続行を希望「続けたい」吉田輝星と電撃トレードから移籍1年で戦力外通告

スポーツ報知

  • ニュース

2024.10.23(水) 07:00

黒木優太(日本ハム移籍時の会見)

 日本ハム・黒木優太投手(30)が22日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で来季の契約を結ばないことを通達された。

 橘学苑高から立正大を経て16年ドラフト2位でオリックスに入団した右の本格派。ルーキーイヤーの17年にはキャリアハイの55試合に登板し、6勝3敗、25ホールドとフル回転した。23年11月に吉田輝星投手との交換トレードで移籍。加入1年目の今季は1軍で2登板に終わっていた。

 球団施設を訪れると「悔しいとか寂しいという感情よりも、ファイターズでいろいろな人との出会いがあり、感謝してもしきれません」と真っ先に周囲への感謝を口にし、今後についても「野球ができるなら、続けられるなら、もちろん続けたい。今年30歳で、まだまだこれから。前を向いています」と明るく語った。

 家族と過ごしていた21日、突如電話が鳴った。球団からだった。突然の非情通告。それでも下を向くことはなかった。「一緒にいた妻も全然悲観的にならず明るく背中を押してくれた。支え続けてくれた家族や、たくさん応援していただいたファンの方々には今も心から感謝しています。これからの人生も必死に楽しんでいけたら」。胸に秘めるは、腕を振り続ける覚悟だけ。「ジョニー」の愛称で親しまれてきた最速157キロ右腕の心の火はまだ消えていない。

関連ニュース

【詳細データ】黒木優太の今季成績、年俸など
新庄剛志監督、スカウト会議に出席へ ドラ1候補は…
【日本ハム】江越大賀、黒木優太、福田光輝が戦力外
【日本ハム】戦力外の江越大賀「今後は…」
【DeNA】今季15登板の左腕に戦力外通告

記事提供:

スポーツ報知