【ソフトバンク】栗原陵矢、自身&今季2度目の月間MVP 19年ぶり快挙 鷹が開幕からすべての月で受賞

スポーツ報知

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2024.10.22(火) 13:00

今年2度目の月間MVPに輝いた栗原(カメラ・田中 昌宏)

 9、10月度の「大樹生命月間MVP賞」が22日に発表され、パ・リーグ打者部門はソフトバンクの栗原陵矢内野手が5月度に続き自身2度目の受賞を果たした。ソフトバンク勢は3、4月度の柳田、5月度の栗原、6月度のモイネロと近藤、7月度の有原、8月度のモイネロ、今回の栗原と、すべての月で受賞。プロ野球全体で、2005年のソフトバンク(3、4月=杉内、5月=杉内、6月=ズレータ、7月=松中、8月=斉藤、9月=新垣&松中)以来となる19年ぶり2度目の快挙となった。

 栗原は打率3割2分、5本塁打、24打点と活躍した。以下は主な一問一答。

 ―どんな思いでプレー?

 「ここ2年間、けがで9、10月はあまり戦えなかった。チームも優勝争いしていたので、すごくいい緊張感を持ちながら過ごしていました」

 ―シーズン20本塁打に到達した

 「20本打ちたいなと今季始まってから思っていた。自分の中では手応えのあった本数かなと思います」

 ―打点は自己最多の87

 「もっと欲しいですね。満足はしないです。そういうチャンスがありましたし、もっともっと欲しかったです」

 ―ソフトバンク勢が全ての月で受賞

 「へえー! それはすごくうれしいなと思います。チーム全体としてすごくいいこと。1か月調子をキープすることは難しいと思いますし、一番よかったなと」

 ―5月度の受賞との違いは

 「5月は序盤調子よくて、終盤は(月間MVPを)意識しながらやってました。今回は何も考えてない」

 ―貢献度の指標もいい。WARは近藤健介に次ぐ12球団2位

 「数字はやっぱうれしいですね。WARはやっぱり、うれしいなと思います。守備の評価って、エラー数とかしか分からない。でも、そういう(セイバーメトリクスの)データであったり、いろんなものを含めて、自分の中でも少し評価できることではあるのかなと。数字は意識しながら見ています」

 ―1年間1軍で戦い続けたことが何より

 「一番だと思います。優勝したこともそうですし、自分の成績ももちろんありますけど、まずは1年間戦える体だったっていうのが一番だと思います」

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