◆２０２４　パーソル　クライマックスシリーズ　パ・ファイナルステージ　第２戦　ソフトバンク７―２日本ハム（１７日・みずほペイペイドーム福岡）

　連敗で崖っぷちに立たされた。日本ハムは投手陣が２戦６被弾。故障者が戻ったソフトバンク打線に２戦連続２ケタ安打で叩きのめされた。日本Ｓ進出に王手をかけられた新庄剛志監督（５２）は取材対応せず、「ただただ明日は全員で勝ちにいくだけ」とコメントだけを残した。

　最終Ｓまで温存したエース伊藤で痛恨の初戦黒星。仕切り直しの第２戦で指揮官が動いた。今季初めて並べた万波、清宮の１、２番で初回に先制。主導権を握ったかに見えたが、中４日で先発した加藤貴が猛攻を浴びた。直後に山川に同点打、続く近藤に勝ち越し２ランを被弾するなど、２回途中４失点ＫＯ。今季４戦３敗と苦手のタカを止められず。山川には２戦３発を献上し、建山投手コーチは「バッテリーでまた違う対策がいる」と厳命した。

　打線も１０安打を放ちながら２得点。２安打と気を吐いた松本剛は「打ち勝つしかないっていうのは、選手の中でも言ってました」と攻撃陣で意思統一したことを明かした。シーズン３２度の逆転勝ちは１２球団１位。王手をかけられてから２戦連続で試合をひっくり返した第１Ｓの粘り強さこそ真骨頂だ。同じく２安打の清宮は「横綱野球」と王者の力を認めつつ「ここから勝ったら面白い」。土俵際からのミラクル４連勝を思い描いた。（堀内　啓太）

関連ニュース

・【写真】新庄監督の元妻５２歳美女モデル、ノーメイクの美しさに衝撃！
・新庄剛志監督がホレ込む天才「野球脳が優れている」
・【写真】新庄監督、自宅庭の巨大サウナを公開「ログハウス？」「家かと」
・「まだ野球ができると思うと本当に幸せだな」同点打決めた日本ハムの「泣きべそ」主砲に新庄監督が絶賛
・元楽天選手「自己破産しました」…地獄生活に美人妻号泣