楽天・酒居知史 FA権行使熟考「せっかくの権利。他球団の評価を聞いてみたい」

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2024.10.16(水) 05:00

楽天・酒居知史

 楽天の酒居知史投手(31)がFA権の行使を熟考していることが15日、分かった。酒居は今季途中にFA権を取得。球団とは残留交渉を行っているもようだが、親しい関係者には「せっかくの権利。他球団の評価を聞いてみたい思いはある」と漏らしているという。推定年俸5600万円は人的補償を伴わないCランクで、FA権を行使すれば複数の球団が興味を示しそうだ。

 酒居は150キロを超える真っすぐとフォークを武器とするリリーバー。今季も2勝2敗26ホールド、防御率2・33と安定した内容で、シーズンを通してブルペンを支えた。大きな故障歴がなく、通算318試合に登板し108ホールドをマーク。経験も豊富で、場面を問わないタフネスさが売りだ。楽天への愛着もあり、FA権を行使せず残留する可能性もあるというが、獲得に成功すればブルペンの選択肢が増えることは確実。計算できる中継ぎ投手の需要は高く、今後の動向が注目される。

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