【ロッテ】佐々木朗希がCS開幕投手「とにかくイニングよりもゼロで抑えることが大事」

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2024.10.11(金) 19:15

キャッチボールで調整する佐々木朗希(カメラ・池内 雅彦)

◆2024 パーソル クライマックスシリーズ パ・ファーストステージ 第1戦 日本ハム―ロッテ(12日・エスコンF)

 「2024 パーソル クライマックスシリーズ パ」第1ステージ(S)の初戦を翌日に控えた11日、第1戦先発予定のロッテ・佐々木朗希投手が前日練習に参加し、実際のマウンドで14球を投げるなど、調整を行った。21、23年に続く自身3度目のCS初陣を託された自己最速165キロの剛腕は「そこ(初戦)しか投げたことがないので。勝っても負けても明日があると思って、開き直ってやりたい」と自信をのぞかせた。

 昨年のCS初戦は左脇腹の肉離れなどの復帰登板で3回を完全投球。だが、吉井監督は「(前回は)リハビリみたいな登板。今年はフルで投げられる状態なので全然違う」と強調した。佐々木は今季の日本ハム戦は5戦2敗で、球団別防御率はワースト3・81と相性はよくないが、指揮官は「朗希にもこういう場面をいつか与えたかった」と説明した。

 今季は自身初となる2ケタ勝利を挙げ、防御率2・35と安定感を見せた。チームの勝利だけを見つめる22歳は「とにかくイニングよりもゼロで抑えることが大事。最初から出し切って、次の投手につなげたい」と静かに闘志を燃やした。

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