【ソフトバンク】小久保裕紀監督、新人指揮官タイ90勝 栗原陵矢76年ぶり球団記録 有原航平タイ14勝

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2024.10.3(木) 20:54

ソフトバンク先発の有原航平(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ ソフトバンク4―2楽天(3日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンクが今季11度目の4連勝。142試合目で90勝(49敗3分け)に到達し、小久保裕紀監督は、2002年の西武・伊原春樹監督、15年のソフトバンク・工藤公康監督に並ぶ新人監督最多勝利タイ記録を樹立した。今季最終戦の4日のロッテ戦(みずほペイペイ)で勝利すれば新記録となる。

 先発の有原は7回6安打8奪三振2失点で14勝目を挙げた。5回まで小郷の遊撃内野安打1本のみという安定した投球。2点リードの6回に4連打で同点に追いつかれたが、その裏、正木が決勝の適時二塁打を放った。これで移籍2年目の右腕の勝ち星は、ハーラートップの日本ハム・伊藤に並んだ。

 有原は降板後「野手の方が初回に先制点を取ってくれて、すごく投げやすい状況をつくってくれた。中盤に追いつかれてしまったことは反省点ですが、援護してくれた野手の方には本当に感謝です」と話した。有これが今季最終登板。伊藤はもう1試合、先発機会があるとみられており、最多勝の行方は“他力”となった。

 栗原が初回に右越え適時二塁打を放ち、6回にも右中間への二塁打。「(初回の二塁打で)先制点を取ることができて良かったです」と振り返った。これで今季40二塁打として、南海時代の1948年に笠原和夫がマークした球団記録に76年ぶりに並んだ。

 さらに山川は初回に右犠飛を打ち上げて、今季打点は99。5年ぶり3度目の100打点に「あと1」とした。

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