【ソフトバンク】津森宥紀、オール救援5勝 長谷川威展“マシンガン継投”2奪三振 7年ぶり90勝へM2
スポーツ報知
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2024.9.30(月) 20:38
◆パ・リーグ ソフトバンク1―0オリックス(30日・みずほペイペイドーム福岡)
ソフトバンクが栗原陵矢の18号ソロで挙げた1点を守り切り、完封リレーでオリックスを下した。貯金を今季最多タイの39に戻した。残り3試合で88勝目。94勝をマークした2017年以来の90勝も視野に入ってきた。
7回先頭の栗原が、山下の初球、内角直球を右中間テラス席最前列に運んだ。「打ったのは真っ直ぐです。
しっかりと自分のスイングができました。とにかく先制することができて良かったです」と笑顔を爆発させた。
投げてはモイネロが5回無失点でお役ご免となり、勝敗はつかなかった。「チームの優勝が決まってから初めての登板でしたが、良い投球ができたと思います。
これからもまだ試合は続いていくので、コンディションを整えてチームの勝利のために頑張っていきたい」と振り返った。防御率1・88となり、規定投球回未達ながら1・92で“隠れ防御率1位”だったオリックス・宮城を“隠れ2位”に追いやった。宮城はチーム最終戦の10月6日の楽天戦(楽天モバイル)で登板予定。
8回に4番手の又吉が安打と犠打で1死二塁としたところで、5番手に長谷川を送る“マシンガン継投”。ポストシーズンを見越しているのか、ここまであまり見られなかった投手起用に応え、変則左腕は大里にこそ中前打を浴びたが、続く太田、森を連続空振り三振に仕留めて、失点を許さなかった。
勝利投手は7回の1イニングを無失点で抑えた3番手・津森で5勝目。今季、パ・リーグで先発登板のない投手では、“最多”7勝の渡辺翔(楽天)、6勝の山本拓(日本ハム)に続き、マチャド(オリックス)に並ぶ白星となった。セ・リーグでは島内(広島)がオール救援ながら、先発専門投手も含めて“ハーラー7位タイ”の10勝を挙げている。
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