【オリックス】宮城大弥、最優秀防御率に望み 7回無失点6勝で「隠れ1位」浮上 規定まで7回1/3

スポーツ報知

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2024.9.30(月) 05:00

隠れ防御率1位に浮上したオリックス・宮城大弥(カメラ・上村 尚平)

◆パ・リーグ 楽天1―8オリックス(29日・楽天モバイル)

 オリックス・宮城が自身初のタイトル獲得に望みをつないだ。7回7安打無失点の好投で今季6勝目を挙げ、防御率1・92に良化。規定投球回まで7回1/3を残して“隠れ1位”に浮上し、「頑張ったらいいことがあるかなと思う。自分のいい投球をして取れるのがベスト」と決意を新たにした。

 2回と7回以外は毎回走者を背負いながら、持ち前の粘り強さを発揮。5回無死二、三塁、6回2死満塁の窮地もしのいだ。今季最終戦となる10月6日の楽天戦(楽天モバイル)での先発に弾みをつけ、中嶋監督も「目標に向けていい投球をしたんじゃないか」と、うなずいた。

 くしくも、30日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)の相手先発は防御率トップ(1・94)のモイネロだ。この日、17安打8得点だった打線の“アシスト”に期待がかかるが、「それを言ったらみんなにプレッシャーをかけちゃう。運に任せたい」と宮城。チーム3連勝に導いたエースが最後まで見せ場をつくる。(小松 真也)

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