【西武】パリ五輪・フェンシング男子フルーレ団体金メダルの松山恭助がセレモニアルピッチに登場「夢のような時間でした」

スポーツ報知

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2024.9.29(日) 15:37

セレモニアルピッチに登場した松山恭助(球団提供)

◆パ・リーグ 西武―ロッテ(29日・ベルーナドーム)

 パリ五輪フェンシング男子フルーレ団体金メダルの松山恭助(JTB)が29日のロッテ戦(ベルーナドーム)前のセレモニアルピッチに登場した。

 2008年に西武が日本一になったのをきっかけにファンになったという松山は、五輪で着用していたフェンシングのユニホームでマスクを着け、剣を手にマウンドに登場。マスクを脱ぐと、試合前に甲斐野から教わったフォーシームを、“推し”の選手である源田に投げ込んだが、惜しくもワンバウンドで捕手のミットへ。「当てないようにと思っていたら腕の振りが甘くなりました。60点くらいですね。大暴投じゃなかったので。ぜいたくきわまりない、夢のような時間でした」と笑った。

 試合、練習などのために1年の半分を海外で過ごすが、SNSや動画で西武の動向をチェック。「朝起きたら結果を見るのがルーチン」というほどの熱の入れよう。チームは今季、最下位に沈んでいるが「勝負なので必ず勝ち負けはある。残り試合で皆さんの持っているものをぶつけてくれればファンとしてうれしい」とエールを送った。

 首には球団マスコットのレオとライナから贈られた手作りの金メダルが。「今回、球団の方に呼んでいただいて五輪で勝ってよかったなと心から思ったので、次はロスで。負けたら次はもうないと思うので、次はフォークとか習得したいと思います」と早くも4年後に思いをはせていた。

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