【西武】増田達至が現役ラスト登板「一緒に積み重ねてきた194回の喜びは僕の一生の財産です」
スポーツ報知
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2024.9.28(土) 18:26
◆パ・リーグ 西武1―5ロッテ(28日・ベルーナドーム)
今季限りでの引退を表明している西武・増田達至投手が3点ビハインドの7回から登板した。ブルペンでは同じく今季限りで引退する岡田雅利捕手に受けてもらい、登場曲にしているベリーグッドマンの「ライオン」をバックにマウンドへ向かった。
捕手も古賀から炭谷に交代。岡に対し初球142キロの速球でストライクを取ると、2球目の141キロの速球はボールに。3球目の142キロ速球をライナーで左前へ運ばれた。それでも「自分らしくてよかった」と笑った。守備についていた野手全員と豊田投手コーチがマウンドへ集まり、増田と握手。一塁側ベンチのロッテナインに一礼し、三塁側ベンチへ。渡辺GM兼監督代行以下コーチ、選手と握手をかわし、グラウンドに一礼してベンチ裏へ消えた。
試合後のセレモニーではビジョンに知人からのメッセージが映し出された。騎手のM・デムーロ、オリックス・平野、比嘉、岸田投手コーチ、巨人・内海1軍投手コーチ、脇谷2軍内野守備走塁コーチ、登場曲「ライオン」を歌うベリーグッドマンらからのねぎらいの言葉や4人の子供からの手紙に目を赤くする場面も。最後に「下手でもいいから自分の言葉で伝えたかった」と準備してきた手紙を読み上げ関係者、チームメート、家族、ファンに感謝の気持ちを伝え「一緒に積み重ねてきた(セーブ)194回の喜びは僕の一生の財産です。本当に力になりました。ありがとうございました」とあいさつ。場内を1周しながらファンに手を振り、三塁側ベンチ前で渡辺GM兼監督代行以下コーチ、選手と握手。背番号と同じ14度、胴上げされて12年間の現役生活を締めくくった。
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