【オリックス】安達了一が選ぶ思い出の1試合「声援がすごくて泣きそうになった」不屈の守備職人
スポーツ報知
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2024.9.25(水) 07:00
◆パ・リーグ オリックス-西武(24日・京セラドーム大阪)
オリックスが24日の本拠地最終戦(対西武)でT―岡田外野手(36)、安達了一内野手(36)の引退試合を開催した。比嘉幹貴投手(41)、小田裕也外野手(34)も含め、21年からの3連覇に貢献した4選手が今季限りでユニホームを脱ぐことを決断。スポーツ報知では4選手が選んだ「思い出の試合」を紹介。また苦楽を共にした平野佳寿投手(40)が4人との絆を熱く語った。
打席に入った声援がすごくて、泣きそうになりました。体が戻らないんじゃないか…という感じで、野球を辞めようと思っていたなかでの復帰戦。まさかあんなに応援されるなんて思ってもいなかったので、本当にうれしかったですね。
潰瘍性大腸炎で入院中が一番、しんどかったです。何も食べられないし、ずっと点滴だったので。そういう時に限って食べ物とかの番組が放送されるんです…。お腹がすいて仕方なかったし、テレビは見られなかったですね。
応援されているんだ、と実感できたことが大きかったです。同じ病気の人からも「安達さんが頑張っているから、わたしも頑張れます」とメッセージをいただきました。支えてくれた全ての人に、感謝の気持ちしかありません。オリックスという球団に入り、温かいチームメート、ファンに囲まれてプレーすることができました。悔いはありません。スッキリとした気持ちで、現役生活を終えることができます。
◆16年4月12日(京セラD)
日本ハム
010 030 000-4
000 000 000-0
オリックス
(日)〇吉川、高梨、宮西、マーティン―大野
(オ)●ディクソン、塚原、佐藤達―山崎勝、伊藤
【VTR】オフに潰瘍性大腸炎を患っていた安達が、復帰即「7番・遊撃」でシーズン初先発し、2安打と奮闘。だがチーム全体は計3安打の2戦連続の完封負けで5連敗。リーグ最速の10敗目となったが、安達にはファンから温かい拍手が降り注いだ。
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