【オリックス】中嶋聡監督も好アシスト連発「しゃべらせなアカンでしょ…」ホームで4年ぶり負け越し

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2024.9.25(水) 00:03

安達(前方左)、Tー岡田(同右)の引退セレモニーで記念撮影に収まるオリックスナイン(カメラ・馬場 秀則)

◆パ・リーグ オリックス2―9西武(24日・京セラドーム大阪)

 オリックス・中嶋聡監督がT―岡田、安達、小田の現役ラストゲームで「好アシスト」を連発した。まず5回2死一、三塁のチャンスでT―岡田を投入。安達は6回1死の代打から慣れ親しんだ遊撃を守らせ、小田にも最高の舞台を用意した。安達の後を打った西野がチーム初安打となる三塁打。直後に代走起用した。「ああいう形にしてくれたのが西野であり…」と言ったが、14年のドラフトで入団した2人。プライベートでも仲が良く、交代時にはともに涙を流した。

 試合後の引退セレモニーはT―岡田、安達が主役。自身も15年の引退時には栗山監督(当時)にマイクを持たされた経験があり「黙ってましたんで、しゃべらせなアカンでしょ」と、半ば強引に物静かな小田、比嘉にもあいさつさせた。

 ホームで4年ぶりの負け越しが決まり、最下位の西武にも唯一の負け越し。「きょうも最後の方で、ベンチは去年勝っていた時のような雰囲気、ノリだった。この雰囲気、なぜ(シーズン最初から)できなかったのかと、ほんとに思います」と悔しがり「あしたから体のことを考えずに、一回気が抜けるんで。風邪を引かないように。気を抜いたら風邪を引くんでね」と引退する4人にも“らしく”メッセージを送った。

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