今季限りでの現役引退を表明した日本ハム・鍵谷陽平投手（３３）が２０日のイースタン・リーグ西武戦（鎌ケ谷）で登板することが決まった。これが２軍本拠地・鎌ケ谷でのラスト登板となる。

　北海道出身の鍵谷は北海高、中大を経てドジャース・大谷翔平投手（３０）と同じ２０１２年のドラフト３位で日本ハムに入団。中継ぎとして１６年の日本一に貢献し、１７年は自己最多６０試合に登板。トレード移籍した巨人でも万能リリーバーとして１９、２０年のリーグ連覇を支えた。

　昨オフに巨人を退団し、今季から育成契約で５年ぶりに古巣へと復帰。７月に支配下登録されたが、１軍登板はなく、今月５日に引退を表明していた。

　引退セレモニーは２５日の楽天戦（エスコン）後に予定されている。

　◆鍵谷　陽平（かぎや・ようへい）１９９０年９月２３日、北海道・七飯町生まれ。３３歳。北海高で０８年夏の甲子園に出場。中大を経て１２年ドラフト３位で日本ハム入団。中継ぎとして１６年の日本一に貢献し、１７年にキャリアハイの６０登板。１９年途中に巨人へトレード移籍。２３年１１月に日本ハムと育成契約を結び、今年７月に支配下復帰。９月５日時点で通算４１９試合２５勝１５敗、７セーブ、８４ホールド、防御率３．４６。１７８センチ、８６キロ。右投右打。妻は女優の青谷優衣。

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