【日本ハム】山崎福也が移籍1年目で節目の10勝「前回ボコボコ行かれてしまったので何としても勝つと」

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2024.9.17(火) 22:51

ナインを笑顔で迎える山崎福也(中)と新庄剛志監督(左)(カメラ・朝田 秀司)

◆パ・リーグ ソフトバンク2―3日本ハム(17日・みずほペイペイドーム福岡)

 日本ハムが首位・ソフトバンクに逆転勝ちして連敗をストップ。14試合を残し、新庄政権3年目で初のシーズン勝ち越しを決めた。

 中12日で先発した山崎福也投手は6回4安打1失点で2年連続の10勝目。FA移籍1年目での2ケタ勝利到達は史上8人目となり、チームもソフトバンク戦5連勝を飾った。

 山崎の試合後の主な一問一答は以下のとおり。

―中12日でのマウンドにどんな思いで。

「(3回KOされた)前回、このマウンドでボコボコに行かれてしまったので、今日は何としても勝つという強い気持ちを持ってマウンドに上がりました」

―どのあたりを修正して臨んだか。

「投球フォームのちょっとしたことなんですけど。あとは自分自身の球筋ももう一度見直して今日はマウンドに上りました」

―2回以降は無失点ピッチング。

「初回は1点取られたんですけど調子は悪くなかったので大丈夫かなという気持ちもあって。それ以降は自分らしいピッチングができたので良かったです」

―今日の投球は今後に生きていきそうか。

「チームが勝てばいいという風に思ってるので、そういう投球がこれからもできるように。シーズンも少ないですけど頑張ります」

―10勝目。2年連続の2ケタ勝利になった。

「ファイターズに移籍してきて初年度でこのような成績を残すことができて、僕自身ほっとしますし、まだこれから大事なシーズン残ってるので、そこに向けて最後まで頑張ります」

―登板を終えて率直に。

「2戦チームに迷惑をかけていたので、今ちょっとホッとしてます」

―前半戦に比べると後半戦は少し苦しかったはず。たどり着いた10勝に。

「そういう途中で足踏みした試合っていうのを無くしていけるようにしていかないといけない。でも、10勝したことは素直にうれしいです」

―投球内容は納得できるものだったか。

「初回ちょっとあれだったんですけど、それ以降はいいバランスで投げられたのでそこは良かったです」

―登板間隔があいてプラスに働いた部分は。

「もう1回、自分自身の投球フォームを見直しできたのでそこは良かったですね」

―カード2連敗なら目の前でソフトバンクに胴上げをされていた。頭には入っていたか。

「いや、もうそこは入ってなかったです。もう自分のピッチングをするってことだけを頭に入れてたので、それだけですね」

―フォームは具体的にどこを見直したか。

「ピッチングコーチの加藤さんとも色々話をしましたし、映像もたくさん見た中で、なんて言うんですかね…。いい投げ方、ちょっと難しいんですけど、研究ではないですけど、自分なりに色々考えてやりました。バランスもちょっと(前に)突っ込んでいた感じもあったので、そこのところは直りましたね」

―相手がソフトバンク。クライマックスを意識して投げる部分はあるか。

「どの試合も大事なので、別にこの時期とは限らずに、4月でも5月でも、最初のほうでも1試合1試合、僕自身は勝ちにいっているので。どの時期の試合でも大事だなってのは思ってます」

―ポストシーズンのために駆け引きをしたり。

「駆け引きとかはありますけど、試合の入り方とかは全然変わらないですね」

―目標としていた規定投球回も見えてきた。

「そうですね。なるべく意識せずにというか、意識してしまうとは思うんですけど、自分のピッチングをしていれば達成できると思うので、しっかりと投げます」

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