ソフトバンク・大津が1カ月ぶりの登板で8回無失点の好投!館山氏「今までのチェンジアップよりも…」冴え渡った"真っチェ"を解説陣が分析

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2024.9.16(月) 08:40

ソフトバンク・大津亮介 (C) Kyodo News

◆ 坂口氏「"真っチェ"を軸に丁寧に投げていた」優勝マジック7のチームに頼もしい先発右腕が復帰!

 ソフトバンクは15日、オリックスとのカード3戦目を延長12回・3-0で勝利した。ソフトバンクの先発は、8月14日以来の登板となった大津亮介。初回と2回は走者を背負うも無失点で切り抜け、3回から7回までは三者凡退を続ける圧巻の投球を見せる。8回に二死から福永奨に安打を許すも、続く太田椋を右飛に打ち取った。大津は8回108球を投げ3安打6奪三振1四球無失点と好投し、後続に託した。

 打線の援護がなく白星はつかなかったが、1か月ぶりのマウンドで躍動した大津に対して15日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でも称賛の声が相次いだ。

 坂口智隆氏は「本当に丁寧に投げていた。特に"真っチェ"と呼ばれる球を軸にして、直球を生かしていた。直球のキレ自体はもっと良くなると思うし、"真っチェ"という球をいろいろ試しながら投げているように見えた」とこの日の大津の投球を分析。

 岩本勉氏が「"真っチェ"は真っ直ぐに近いチェンジアップと位置付けていると思うが、チェンジアップに見える」と語ると、館山昌平氏も「チェンジアップだと思うが、今までのチェンジアップよりもホップ成分があり縦振りをしているようで、フォロースローが長い気がする。微調整の部分だが、イメージはすごく大切。真っ直ぐに近いチェンジアップと心の中で思いながら、打者に近いところでボールを放しているからこそ、奥行きがよりできたのではないか」と評価した。

 さらに岩本氏は「球種は、自分の中でしっかり区別し棲み分けをすることですごく効果的に機能する。そういうのも持っているのではないか」と大津の高い投球術に太鼓判を押した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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