◆パ・リーグ　オリックス１―１０ソフトバンク（１４日・京セラドーム大阪）

　オリックスが４連敗を喫し、１８日にもＣＳ進出の可能性が完全消滅するピンチに立たされた。先発・カスティーヨが５回途中で６失点ＫＯ。３回までパーフェクト投球だっただけに、中嶋聡監督は「４回ぐらいからもう、ヘバったような球でしたね」と変調を嘆いた。さらに「あんまり配球とか関係なく、勝手に放っていたというのが完全に見受けられました」と指摘。脳しんとう特例対象選手として登録抹消された若月に代わり、福永が懸命にリードしていただけに「捕手にもサインを合わせさせて、ただ投げてるだけになっちゃったのかな。（リードを）消された感じになって、かわいそうな部分もありました」と３年目捕手をかばった。

　残り１４試合で３位・ロッテとは８・５差に拡大。「もうそれしかない」と可能性がある限り、あきらめずに戦う構えだ。

関連ニュース

・【オリックス】山岡泰輔が３４１日ぶりマウンドで１回０封　「申し訳ない気持ちもあります」
・【オリックス】ＣＳ絶望的　セデーニョ４戦連発　山岡泰輔が初登板　川瀬堅斗は兄弟対決で連勝も…
・【オリックス】山岡泰輔がお待たせ初合流…福永奨と野口智哉も　１３日は４選手が負傷交代するアクシデント
・【オリックス】「守れなくなったらと決めていた、後悔はないです」３６歳守備職人が引退への思い明かす
・　【オリックス】中嶋聡監督「脳しんとう系のやつは聞かないと分からないので…」負傷者続出に心配顔