オリックス・宮城大弥投手（２３）が５日、４年連続の２ケタ勝利＆規定投球回へネバーギブアップを宣言した。残りは５登板の予定で、全５勝と３９回がクリアの条件。「僕は欲がある方なので。可能性があるなら、２つを目指したいと思います」と高く目標設定した。

　８日の日本ハム戦（エスコン）がいきなりの難関だ。同球場では昨年４月２５日に１度だけ登板し、自己最短の１回２／３、５失点でＫＯされた。「ダメだった球場で今、どのくらいできるのか」。５０２日ぶりのマウンドは成長を確認する場所。今季は日本ハムに２戦２勝、１５回無失点と圧倒しており、「せっかくの機会なので、頑張っていい仕事をしたい」と約束した。

　「継続することを大切にしたい」と高卒２年目から続けている２つの記録。勝ち星は打線との兼ね合いもあるが、１試合平均７・８回が必要な投球回にもエースとしてこだわる。目下、２３イニング連続無失点と絶好調。ハイパフォーマンスは大逆転ＣＳにもつながる。（長田　亨）

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