【ソフトバンク】モイネロ、今季チームワースト初回5失点 パ首位の防御率急降下1・64→1・94

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2024.9.3(火) 18:40

初回を終えてひきあげるモイネロ(カメラ・岩田 大補)

◆パ・リーグ ソフトバンク―日本ハム(3日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンクの先発・モイネロが今季チームワーストの初回5失点を喫した。試合前の段階でパ・リーグ唯一の防御率1点台(1・64)を誇る“失点しない男”が立ち上がりからビッグイニングを招いてしまった。初回を終えた時点での防御率は1・94(144投球回、自責31)。一気に0・3も増やしてしまった。

 先頭の万波に3球目まで変化球が全てワンバウンド。カウント2―1から4球目の真ん中低め直球を痛打され、空席が目立つ左翼席に初回先頭打者本塁打を運ばれた。

 浅間は四球、清宮は死球で一、二塁。続くレイエスの打席で暴投があり、二、三塁とさらにピンチを背負うと、フルカウントから甘い高め直球を右翼線にはじき返される2点適時打を献上した。マルティネスは二飛に抑えたが、郡司死球、上川畑左前打で1死満塁。伏見には初球の外角低めチェンジアップで空振りさせたが、2球目も同じコースの同じ球種で左前2点打を浴びた。

 今季、ここまでの初回最多失点は「4」。4月9日の日本ハム戦(熊本)で有原、6月9日のDeNA戦(横浜)で和田、同16日の阪神戦(みずほペイペイ)で石川、8月7日のロッテ戦(ZOZO)で大津で喫していた。

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