勝敗分けたオリックス・バッテリーの連携ミス…館山氏「ランナーのほうに目がいってしまった」

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2024.9.3(火) 06:00

衝突する森友哉(右)と高島泰都(左) (C)Kyodo News

◆ 「ちょっと経験値が出てしまいましたね」

 オリックスは守備のミスもあり、楽天に逆転負け。連勝は4でストップした。

 先発の高島泰都は4回まで2安打1失点に抑えるも、1点リードの5回に連打と犠打で一死二・三塁のピンチを招く。ここで小郷裕哉に内野安打を浴び同点。さらに、一、三塁で小深田大翔のセーフティースクイズの処理で高島と森友哉が交錯し、オールセーフとなり逆転を許した。続く、辰己涼介にも初球を痛打され2失点。この回、一挙4点を奪われた。

 2日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では、バッテリー間の連携ミスが勝敗を分けるポイントとなったと指摘。

 解説の館山昌平氏は「これは痛い失点でしたよね」と振り返り、「やっぱり、バントされた後にピッチャーがサードを見るんですよね。ランナーのほうに目がいってしまった。初回にもベースカバーが遅れるなど、(高島に)ちょっと経験値が出てしまいましたね」と、ルーキー右腕の経験不足を指摘した。

 笘篠賢治氏は「おそらく高島君はキャッチャーは本塁を守らなければいけないので『俺がいかなきゃ』という気持ちが強すぎたのでは」と分析。MCの坂口智隆氏も「(森が)出てきてないと思っちゃったんでしょうね…」と同意した。

 ルーキーの高島は、先発8試合目で自己ワースト5失点でプロ2敗目を喫した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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