【ロッテ】西武に大敗でパ最多タイの同一カード17連勝はならず…カイケルが5回2失点で来日初黒星

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2024.8.29(木) 21:24

1回2死三塁、佐藤龍世に左越えに先制の2点本塁打を浴びたダラス・カイケル(左)(カメラ・越川 亘)

◆パ・リーグ ロッテ0―8西武(29日・ZOZO)

 ロッテは西武に大敗し、1965年の南海(対東京戦)が記録したパ・リーグ最多の同一カード17連勝とはならなかった。

 先発は2015年のサイ・ヤング賞左腕のカイケル。雨が降りしきる悪天候の中、序盤は制球に苦しみ、初回に佐藤龍に先制2ランを浴びた。「初回に失点してしまい、なかなかリズムに乗ることができなかった。ホームランのあの1球がなければ。悔やむ1球になりました」。4回以降は調子を取り戻し、5回6安打2失点にまとめたが、2点ビハインドの6回には2番手・中村稔が2点を失い、リードが4点に。9回には3番手・二保がつかまって4点を失い、0―8となった。

 援護したい打線だったが、5回までに2安打と沈黙。6回に2本のヒットで2死一、三塁としたが、5番・ポランコが一ゴロ。8回にも無死一、二塁としたが、後続にあと一本が出なかった。来日3戦目で初勝利を期したカイケルだったが、来日初黒星がついた。

 チームは前日、延長12回に相手の暴投でサヨナラ勝利。開幕から西武戦16連勝で、プロ野球新となる開幕からの同一カード連勝記録を伸ばしていた。

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