日本ハム、延長12回マルティネスの本塁憤死でドロー終了…代走の選択肢は?高木豊氏「もったいなかった」

ベースボールキング

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2024.8.28(水) 06:40

同点で迎えた延長12回裏、本塁生還を狙うも憤死したマルティネス(下)【(C)Kyodo News】

◆ スティーブンソンの打順で淺間が代打に備える

 日本ハムと楽天の17回戦は、延長12回で決着つかず3-3の引き分け。4時間37分の熱戦は痛み分けとなった。

 日本ハムは2-3と1点を追う土壇場9回、二死一塁で5番のフランミル・レイエスが左中間突破の適時二塁打を放ち同点。延長12回は二死一塁で途中出場の石井一成が右中間へ二塁打を放ったが、サヨナラ生還を狙った一塁走者のアリエル・マルティネスが本塁でタッチアウトとなり試合終了となった。

 27日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』の番組MCを務めた高木豊氏は、12回の本塁憤死について「もったいなかったですねぇ…」と連呼。試合の解説を務めた坂口智隆氏は「マルティネス選手は一生懸命走ったと思います」と擁護した。

 マルティネスに代走を送らなかった日本ハムベンチの判断について坂口氏は、「ネクスト(バッターサークル)に淺間選手がいた。起用するタイミングというのもイニングが進むにつれて、いろいろと予想したりシミュレーションはしてるんでしょうけど…」と、延長戦での選手のやり繰りの難しさを代弁した。

 12回表を終えた時点で、日本ハムの控え選手で残っていたのは投手の松浦慶斗と外野手の淺間大基の2選手だけ。淺間がネクストで備えていた打順は途中から指名打者に入っていたアンドリュー・スティーブンソンの打席で、延長10回のサヨナラ機で空振り三振に倒れ、一軍再昇格後、未だ3打数無安打と苦しむ新助っ人の状態も、新庄剛志監督の采配に少なからず影響を及ぼしたと考えられる。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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