【オリックス】自力CS消滅ピンチも 中嶋聡監督「こぢんまりしてほしくない」19歳右腕・斎藤響介にスケールアップ求める

スポーツ報知

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2024.8.11(日) 21:35

初回無死一塁、藤岡裕大に中越えに先制2ランを浴びた斉藤響介(左) (カメラ・越川 亘)

◆パ・リーグ ロッテ6―1オリックス(11日・ZOZOマリン)

 オリックス・中嶋聡監督は試合後、5回5失点で降板した先発・斎藤の将来に目を向けた。ここ4試合連続で初回に失点。この日は先頭の荻野にストレートの四球を与え、続く藤岡には2ボール1ストライクからの4球目を中越えへ運ばれた。「ストライクを取ることに特化しているのなら、ちょっとこっちが考えているスケールというか、そこには…」と注文。プロ初勝利を含む2勝を挙げている19歳右腕の潜在能力を知るだけに「こぢんまりしてほしくはないので。そこをもう一回取り戻すために、ちょっとリセットしようかなと思いますよね」と再調整を示唆した。

 10日のロッテ戦(ZOZOマリン)で左膝付近に自打球を当てた森が欠場。「ちょっと追いかける力が、今は苦しいところがある」と、1点に終わった打線の低調ぶりを受け止めた。「追い込まれると難しい投手なので」と積極的に仕掛けたが、結果は種市の完投勝利。勝敗次第で12日にも自力でCS進出する可能性が消滅するピンチだが「初球にカンカンと連打連打で、点が入るときもあるんでね。しっかり捉えていかないと、線にはならないので。やっていくしかないと思う」と前を向いた。

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