【オリックス】「王子から来た王子様」人気イケメン右腕がお立ち台で電撃結婚発表!オリ姫から歓声と悲鳴

スポーツ報知

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2024.8.9(金) 05:00

プロ初勝利の高島泰都と森友哉(左)は笑顔でポーズを決める(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ オリックス3-0西武(8日・京セラドーム大阪)

 異例の結婚報告だった。オリックスのドラフト5位・高島泰都投手(24)が5回1安打無失点の好投でプロ初勝利をマーク。本拠地・京セラドームのお立ち台に上がり、ウィニングボールを渡す相手を聞かれると、電撃発表した。

 「8月4日に入籍したんで、奥さんにあげたいと思います」

 本人が「ぎりぎりまで」悩んだ末に決断したサプライズ公表。オリ姫から「王子から来た王子様」と人気のイケメン右腕だけに、客席からは祝福の歓声に悲鳴も入り混じった。

 お相手は同学年で会社員の一般女性(24)。社会人・王子に入社1年目の22年夏ごろに知人の紹介で出会って意気投合したという。プロ入り後は大阪と東京の遠距離恋愛。「毎朝、応援(の連絡を)してくれる。そんなに野球は分かんないんで、『頑張れ』だけしか言われないんですけど、逆にいい(笑い)」。愛するパートナーを大阪に呼んだタイミングで婚姻届を提出し、新婚初登板で待望の白星をつかんだ。

 チームを後半戦初の3連勝に導いた投球内容も申し分なし。最速150キロの直球と得意のチェンジアップを武器に15個中11個のアウトをゴロで奪った。中継ぎで開幕1軍に名を連ね、ジョーカー的役割でフル回転するルーキーに中嶋監督も「どっちでもいける投手。仕事をしてくれた」と、たたえた。

 明大の準硬式野球部出身という異色の経歴の持ち主。「(妻が)社会人のときからずっと支えてくれて、すごい感謝しています。明日からまた切り替えて頑張っていきたい」。生涯の伴侶と二人三脚でさらなる活躍を目指す。(小松 真也)

 ◆高島 泰都(たかしま・たいと)1999年12月3日、北海道赤平市生まれ。24歳。赤間小時代に赤平レッドレイズで野球を始め、赤平中を経て滝川西(北海道)では3年夏に甲子園出場。明大の準硬式野球部で全国大会ベスト4。社会人・王子でも昨夏の都市対抗大会で4強入り。変化球はカーブ、スライダー、カットボール、チェンジアップ。181センチ、80キロ。右投右打。推定年俸700万円。

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