右上肢のコンディション不良のため２軍で調整していたロッテ・佐々木朗希投手が３０日、西武戦（ＺＯＺＯ）前の１軍練習に合流した。ウォーミングアップ後はブルペンで約２０球の投球練習。８月１日の西武戦（同）とみられる復帰登板に向けて、調整に励んだ。

　練習後、小野投手コーチは「（患部を）何も気にすることなく、しっかり投げ込めていたと思います。ライブＢＰを行ったり、投げられる準備はできたのではないか。もうここからは本当に負けられない試合が続く。彼にはチームに勝ちをもたらす投球をしてもらいたい。期待しています」と話した。

　佐々木は、６月８日の広島戦（マツダ）で６回３安打１失点で今季５勝目を挙げた後、同１３日に今季２度目の登録抹消。以降、２軍で調整を続け、７月１１日までに複数回ブルペン投球を実施した。２０日には約１か月ぶりにＺＯＺＯでの１軍練習に参加し、首脳陣の前で２０球のブルペン投球を行った。

　電撃発表されたサイ・ヤング賞左腕のダラス・カイケル投手の入団決定とともに、佐々木の復帰も逆転Ｖに向けて追い風になりそうだ。

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