プロ野球は２６日から後半戦がスタート。混戦のセ・リーグを抜け出すのは？　パ・リーグはソフトバンクの独走にストップをかけられるのか？　スポーツ報知が、野球が復活する２０２８年ロサンゼルス五輪で侍ジャパンの候補になり得る選手を、後半戦のキーマンに選びました。

　上位浮上には、万波の打棒が不可欠だ。主軸へと成長した昨季は２５発、７４打点で新庄監督の信頼を勝ち取り、ゴールデン・グラブ賞とベストナインに輝いた。今季は同学年の田宮、水谷、水野ら“ミレニアムズ”が一気に台頭してきたが、万波以外１軍でシーズン完走経験のある若手はいない。勝負の後半戦へ、「自分が何とか支えていく」と精神的柱としても中心に立つ。

　昨年１１月のアジアプロ野球チャンピオンシップでは特大弾を放ち「ＷＢＣ、五輪に常に絡める選手に」と大志を抱いた。球宴ファン投票の外野手部門では９９年のイチロー（オリックス）に迫る両リーグ最多の１３１万票超。スター性あふれる２４歳が、新庄ハムの命運を握っている。

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