【オリックス】2年ぶり同一カード3連敗…中嶋聡監督「これだけお客さんが入ってくれて、みっともない試合で申し訳ない」

スポーツ報知

  • ニュース

2024.7.22(月) 05:00

1回1死一、二塁、鈴木大地(右)に右越え3ラン本塁打を許した投手・佐藤一磨(中)(カメラ・馬場 秀則)

◆パ・リーグ オリックス5―12楽天(21日・ほっともっと神戸)

 サンドバッグのように打ち込まれた。13安打を浴び、今季2度目の2ケタとなる12失点で22年8月以来の同一カード3連敗。オリックス・中嶋監督は「これだけお客さんが入ってくれて、みっともない試合で申し訳ない」と頭を下げた。昨年からはカード3連戦で1、2戦目を落としても8カード連続で3タテを阻止してきたが、前半戦ラストで神話も途絶えた。

 6月9日の巨人戦(東京D)でプロ初登板初勝利を挙げた佐藤が1回0/3で6失点KO。「このような投球で申し訳ない」と、背信のプロ初黒星に肩を落とした。7回に5番手で登板した山下も先頭・浅村に左翼中段への特大弾を浴び、1軍復帰から2試合連続で失点。勝負手も実らないケースが続いている。

 昨季まで3連覇の王者は、借金5の5位で後半戦を迎える。「点を取っている時に限って投手が崩れるし、投手が抑えている時には取れないという本当に悪循環があるんで、歯車が合っていない」と指揮官。試合後、夜空に上がった2000発の花火がむなしく響いた。(表 洋介)

関連ニュース

【オリックス】太田椋は右かかとを痛め途中交代 球宴出場に黄信号
【オリックス】中嶋聡監督が前半戦を総括「このまま終わるチームじゃない」一問一答〈2〉
【オリックス】中嶋聡監督が前半戦を総括「細かいところがしっかりできなかった」一問一答〈1〉
【オリックス】屈辱の12失点で22年8月以来の同一カード3連戦3連敗 借金5で前半戦終了
【オリックス】頓宮裕真が頭部死球受ける 担架用意されるも自力で引き揚げる

記事提供:

スポーツ報知
  • パ・リーグ.com トップ
  • ニュース
  • 【オリックス】2年ぶり同一カード3連敗…中嶋聡監督「これだけお客さんが入ってくれて、みっともない試合で申し訳ない」