【西武】9回の追い上げも届かず87試合目で自力CS進出が消滅 渡辺GM兼監督代行「このままでは終われない」

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2024.7.21(日) 21:56

渡辺久信監督代行

◆パ・リーグ 西武0―1ソフトバンク(21日・ベルーナドーム)

 あと1歩、届かなかった。1点を追う9回。2死満塁と一打サヨナラの好機をつくったが、西川が中飛に倒れて万事休す。渡辺GM兼監督代行は「チャンスを作れたのは大きいが、そこからの1本だと思います」と悔しがった。試合前まで4戦2敗と苦手のモイネロを打ちあぐね、8回まで三塁を踏めず。好投の隅田を援護できなかった。

 ソフトバンクとの対戦成績は4勝13敗となって今季の負け越しが決まり、球宴を前に自力でのCS進出の可能性が消滅した。それでも投手では渡辺、菅井、青山らが先発で好投し、野手では西川、山村らが先発で出場する機会が増えるなど若手が台頭してきた。「個の力でこの状況を打破するというのは難しい、チームが一つになって一枚岩でやっていかないとと思いますし、それをできるメンバーは今いると思う。やっぱり、勝たないことには始まらないのでね、こういう状況の中でもファンの方もすごく応援してくださってるので、我々もプロとしてそれに応えなくてはいけないので、このままでは終われない。選手もみんなそう思っています」と渡辺GM兼監督代行。ファイティングポーズを崩すことなく、後半戦を見すえた。

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