【楽天】藤井聖が7回8安打4失点で7連勝「野手の皆さんに助けられてですけど、勝ててよかった」

スポーツ報知

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2024.7.21(日) 20:55

フォトセッションで「7連勝ポーズ」をとる勝利投手の藤井聖 (カメラ・馬場 秀則)

◆パ・リーグ オリックス5―12楽天(21日・ほっともっと神戸)

 楽天の先発・藤井聖投手が、大量援護にも守られ7回8安打4失点(自責2)で今季7勝目。4月21日から続ける連勝も「7」とした。

 序盤から打線に援護をもらったが、2回に杉本に2ランを浴びるなど3失点。しかし、3回には3安打でつくられた1死満塁のピンチを併殺で切り抜けるなど、持ち味の粘り強さを発揮し7回まで投げ切った。

 藤井は「取ってくださった中で、あの(2回の)3点はいらなかった。テンポよくどんどんゾーン内でというイメージで投げてたんですけど、さすがに甘すぎて痛打されてたんで、いい勉強になった」と反省した。

 それでも、6月23日の日本ハム戦(エスコン)で6勝目を挙げた後、3試合勝ち負けが付かない試合が続いていたこともあり「素直にすごくうれしい。3試合連続で勝てそうで勝てなかった試合が続いて、もどかしかったので、きょうは野手の皆さんに助けられてですけど、勝ててよかったです」と笑顔を見せた。

 酷暑の中で守備が乱れる場面も多く、今江監督は「今季で一番良かったと思います。こんなに暑い中、こんなに不思議な空気感の中で7回まで投げ切った。いつも、のらりくらり5回、6回のピッチングで締まったゲームをやってくれてますけど、今日は大味な中で、変な雰囲気の中でね、7回まで投げて一番良かったと思います」と評価していた。

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