日本ハムのフランミル・レイエス (C)Kyodo News

○ 日本ハム 5x － 4 楽天 ●
＜12回戦・エスコンF＞

　日本ハムが延長10回にサヨナラ勝ち。劇的勝利で勝率を5割に戻した。

　打線は3点を追う7回、代打・淺間の右前打を口火に好機を作ると、3番・郡司が三塁手を強襲する適時打を放ち2点差。なおも二死一、二塁で4試合連続で4番に座るレイエスが、左翼ポール直撃の8号3ランを放ち4－3と試合をひっくり返した。

　先発の山﨑福也は5回まで1失点と好投していたものの、6回に楽天の4番・浅村に痛恨の2ラン被弾。その後も遊撃・上川畑の失策などでピンチを招いたが、二死満塁で登板した2番手・山本拓が見事な火消しを披露した。

　1点リードに変わった8回表は杉浦がマウンドに上がったが、同点打を浴び試合は振り出しに。9回裏は一死満塁とサヨナラのチャンスを作ったが決定打は出なかった。

　それでも4－4の同点で迎えた10回裏、途中出場・奈良間の内野安打などで二死二塁とし、同じく途中出場の田宮が中越え適時二塁打を放ちサヨナラ勝ち。劇的勝利で6番手の池田に今季初白星が記された。